家づくりの中で和室廻りって結構面白い。
和室ひと間で家一軒建てたくらいの充実感があったりします。
どんな流れで造っていくのか、少しご紹介致します！

上図は建築家の先生が考えたプランを元に、現場用に縮尺1：20でおこしたものです。
（見えませんかね・・）
この他に断面図を５面描きながら完成予測を立て
大工さんより質問が出そうな部位を確認していき・・
今度は縮尺1:5の部分詳細図をおこしていきます。

こんな感じで今回は18ヶ所検討しました。

＜床の間面の姿図＞
今回工事する和室は、この中央にある床柱（絞り丸太）を中心に
左：吊押入れ（開き戸）中央：間仕切り壁、右：垂れ壁（落し掛け）と
床柱三面に加工をしなくてはならない、とても技術を要する造りになります。
でも大丈夫！弊社には頼れる熟練大工がおります！！
絞り丸太の床柱は面に変化があり、上から下まで同じ太さではない為
 
おっと、いけない！
そろそろ飽きてきた頃ですよね？？
次回、「和室の納まり（その二）」で加工した部分をご紹介する事に致します。
 
〜ここでお知らせ〜
2月9日〜11日に完成見学会を催します！（弊社から15分程のところです）
回遊式の間取り・吹抜けに面したロフトが特徴の平屋（約30坪）のお宅です。
外壁は左官仕上げの落ち着いた風合いで
なんと！Blogに紹介致しました「和室」を見ることが出来ます。
なにか家づくりの参考になるかと思いますので、是非お越しくださいませ！！
 
〜裏方担当より〜