『断熱・気密(1)』
~最強寒波到来から。。。
厳しい寒さですね(+_+)
立春とは名ばかり、まだまだ寒さは続きそうです。
さて、今回はそんな寒い季節には特に気になる『断熱』のお話しをしたいと思います。皆さま、断熱と聞くと
「グラスウール」
とか
「セルローズファイバー」
とか
「ウレタンフォーム」
とか
先ず素材のことを思い浮かべませんか?もちろん、素材が非常に重要であることは間違いないのですが、どんな断熱材を選ぶにしても絶対に避けては通れないことがあるんです…それは『気密』です。
あれ?断熱の話じゃないの?と思った方、少しお待ちください!どんなに優秀な素材を断熱材に使用しても、「隙間」が多く冷たい空気がピューピューと入ってきてはせっかくの断熱材も台無しですよね?
例えば、ダウンジャケット。この時期は本当に重宝しますよね(^-^)
でも、サイズが合っていないブカブカのジャケットだと首元、袖元、あらゆる所からたちまち冷気の侵入を許してしまい、全然暖かくない…なんてことに。それと同じことがお家にも当てはまるんです。
高い場所の隙間から暖かい空気がお外へ、低い場所の隙間からは冷たい空気が入り込み…う〜ん、寒い(笑)特に1階のリビングなんかは常に冷たい空気で満たされいている状態ですね。
でも隙間といっても、お家の場合は「あ、あそこ!」と、目に見える隙間がある訳でもないので、実際に住んでみないと分からないというのが頭の痛いところです。では、「住む前に隙間のことを調べることはできないの?」と思われた方、安心してください!そのお家にどれくらいの隙間があるのかは知ることができるんです。
それが気密の性能を表す
『C値』
と呼ばれるものです。それではC値について…といきたいところですが、少し長くなってきましたので、続きは次回に!
次回はこの『C値』についてのお話しです。