お家と花粉症
鼻水にくしゃみ、目のかゆみ…
この時期は花粉症で苦しんでいる方も多いのではないでしょうか?
花粉の飛散量は2〜3月頃にピークを迎えますが、実は花粉は1年中飛んでいます。
ある日突然
「あれ?花粉症?」
なんてことも普通にあるようですので、花粉症ではない方も、普段から花粉対策を整えておくことが予防の点からもオススメです。
そこで、お家の対策としては換気システムが重要になってきます。
現在、法律では24時間換気が義務付けられており、
「1時間あたり家全体の空気の1/2を外の空気と入れ替える」
ことが定められています。
つまり、2時間でお家の空気が全て入れ替わる必要があり、そのために設置されているのが換気システムです。
換気システムは大きく3つに分かれます。
・第一種換気…機械で給気、機械で排気
・第二種換気…機械で給気、自然に排気
・第三種換気…自然に給気、機械で排気
この中では「第一種」と「第三種」が一般的(住宅では二種は殆ど使われませんね)です。
お家の中でも花粉症対策を!という方には、家の中に持ち込んでしまった花粉や埃を、空気中に巻き上げずに、床面で排気するタイプなどは相性が良いかもしれません。

もちろん、吸気口フィルターの清掃や交換なども定期的に行うことで、侵入自体を防ぐことも大切ですよ。
そしてもう一つ大切なのが
「気密(C値)」
また出てきた‼
でもこれは、難しい話ではなく少し考えれば分かることなんです。
どんなに精密な換気システムも高性能なフィルターも、「隙間」からの侵入を許しては思うような効果は得られません…
また、これは少し難しい話になりますが、侵入だけではなく排出する際にも、気密は大きく関係しています。

気密性能(C値)が低い場合、上のような「ショートサーキット」という現象が起こってしまい、
本来の換気性能が発揮されない=室内の花粉や埃、汚れた空気が排出されない
ということになります。
花粉症やアレルギーでお悩みの方、また普段から予防をしておきたいという方は、
「換気システム+気密性能」をセットで考えていきましょう。
〜営業部・Mr.K〜