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断熱材について

こんにちは-!

本日は私共が標準で採用させて頂いております壁の断熱材についてご説明させて頂きます。

私共が壁の断熱材として使用しておりますのは旭化成さんの「ネオマフォーム」です。厚さは85㎜の物を使用しております。

本日はこのネオマフォームの「高断熱性」と「耐燃焼性能」についてご説明させて頂きます。

このネオマフォームは「フェノール樹脂」というものでできてできております。

「フェノール樹脂」とは・・・

「フェノール樹脂」とは、熱硬化性樹脂の一つで、世界で初めて人工的に合成されたプラスチック。多くのプラスチックが、 熱を受けると溶けるのに対して、フェノール樹脂は熱に強く、熱で硬化する特徴があります。そのため、1900年代初頭から、高い耐熱性・ 難燃性が求められる箇所に幅広く用いられています。身近なところでは、フライパンの取っ手、自動車の部材等に用いられています

トップクラスの断熱性能

数値が小さいほど、断熱性能が高いことを表す熱伝導率。ネオマフォームはトップクラスの0.020W/(m・K)で、他の断熱材と比較しても、圧倒的な断熱性能を誇ります。

ネオマフォームの熱伝導率は、

数ある断熱材の中でも
トップクラスのλ=0.020W/(m・K)

他の断熱材に比べて、同じ厚さでも高い断熱性能を発揮します。

プラスチック系断熱材の基本構造は下図のようになっております。

プラスチック系断熱材は、樹脂を発泡させることで樹脂の中に気泡を構成しています。

その中でも高性能な製品は、断熱性の高いガスで発泡し、そのガスを気泡の中に閉じ込めることで、高い性能を実現しています。

ネオマフォームの基本構造 ~秘密は小さな気泡です

ネオマフォームの高い断熱性の秘密は、髪の毛の太さほど(100ミクロン未満)の微細な気泡構造。その気泡の小ささは、他素材の断熱材と比較しても際立っています。発泡ガスは、断熱性が高く、環境にも配慮した炭化水素。素材はフェノールという熱に強い樹脂でできています。

気泡が小さいから熱が伝わりにくい

断熱材は、気泡が小さいほど、輻射熱(赤外線)が跳ね返される回数が増えて、輻射による熱移動が少なくなり、熱が伝わりにくくなります。また、気泡が小さいと、対流もほとんど起きず、さらに熱が伝わりにくくなります。

それでは、後は耐燃焼性能についてご説明させて頂きます。

なんとなく断熱材を想像すると燃焼にとても弱く燃えてしまいそうな気がしますよね。ところがビックリ下図のような実験結果がございます。

当然シックハウス対策もちゃんとされてますよー!

本日は壁に使用さてれおります断熱材についてご説明させて頂きました。

またの機会に私共が採用させております材料のご説明などさせて頂きたいと思います。それではまた!

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