
好きなものに囲まれて暮らすコンパクトハウス
平屋にも見える、高さを抑えた外観。
ブロックごとに外壁の種類を変え、表情を豊かに。
玄関・階段・リビングがひとつの空間にあるプランニングには
スペースの無駄がない。
階段下の空間も玄関に取り込んで土間を広くし、
壁面に造り付けた靴収納には、
たくさん持っている靴がキレイに収まる。
朝、服に合わせて靴を選ぶことが
サッとできるようになったと喜ぶご夫婦。
コンクリートブロックを積んだキッチンの腰壁。
ダイニングは少し天井を高くし、梁を見せている。
「異質な素材を入れたい」というご主人の要望が上手く調和し、
カッコいい空間に。
ウッドデッキが続く開放的なリビングと、
囲まれ感のあるダイニングでメリハリをつけたプランニング。
ご主人はカウンターに肘をつき、
キッチンで料理をする奥様とおしゃべりをするそう。
キッチンの背面すべてを収納にせず、
飾り棚や額をかけられる余白を残した。
主寝室は1階に。
左手奥には大型のクローゼットがある。
隅々まで好みを行き渡らせて飾れるのがうれしいと話すご夫婦。
ご主人は出張から帰って玄関ドアを開けたとき、
すぐにリビングにいる家族の笑顔が見えホッとした気持ちになるのだとか。
これは、コンパクトな家でなければ実現しなかったこと。
部屋中を好みのスタイリングでしつらえ、
思い切り【暮らしを楽しむ家】に。