ラーメンは好きですか?
毎日、雪が降るとか降らないとかで体の芯から寒いですよね・・・
そんな時って『ラーメン』食べたくなりませんか?
『ラーメン』好きな私はこの季節毎日食べたくなります(^^♪
あなたはどんなラーメンが好きですか?
すっきりした醤油?さっぱりした塩?濃厚な味噌?替玉必須のトンコツ?
そんなラーメンには種類によって『麺』も種類があるんです!
今回はそんなお話です。
1 『麺の形状』
麺の断面には丸型と四角型(正方形・長方形)があります。
・丸型:焼きそば ちゃんぽん
・四角型(正方形):ストレート麺 ちぢれ麺 ※ちぢれ麺は製麺機の切り刃にゴムプレートをつけて切る事で作られます。
・四角型(長方形):平打麺
2 『麺の太さ』
一般的には6種類に分類されます。(日本工業規格(JIS)が明確に定義している)
この基準は『番手』と言われ、30㎜の幅の麺帯から何本切り出すかで1〜30番手で決めています。
番手の数字が大きくなればなるほど細麺になります。
おおよそ以下の6種類に分類されて細麺・太麺に表記されます。
・極細麺(28番手)
・細麺(22〜25番手)
・中細麺(21番手)
・中太麺(20番手)
・太麺(16〜18番手)
・極太麺(10〜14番手)
3 『水分量』
麺は小麦粉を練る際、使う水の分量によって食感や味はもちろん、種類も分類されます。
水を多めに使うものが『多加水麺』、少ないものが『低加水麺』といいます。
『多加水麺』は水を多く含んでいるので、弾力のある食感とスープを吸収しにくい事が特徴で濃厚なスープに向いています。
『低加水麺』は水分量が少ない分、小麦粉の風味を感じやすくスープを吸収しやすい為繊細なスープに向いています。
ただし、スープを吸収しやすいという事は麺が伸びやすい特徴があります。
4 『3つの材料』
麺の原材料は非常にシンプルで「水」・「小麦粉」・「かんすい」から出来ています。
同じ麺類でも、うどん・パスタとラーメンでは明確に異なるのが「かんすい」を含むか否かです。
かんすいは普段あまり聞くことがありませんが、実はラーメンの麺には欠かす事が出来ない物なのです。
公正競争規約で、中華麺は小麦粉にかんすいを加えたものと定義されています。
具体的にかんすいとは食品添加物の一種で、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムなどを指します。
かんすいを使用する事で、麺に色味やツヤを与え、独特のコシや弾力を生みます。
これはかんすいがアルカリ性で、小麦粉に含まれるグルテンに反応することによります。
かんすいは、人体に悪影響を及ぼすからラーメンは体に悪いという人がいます。
その背景には戦後の日本では、水酸化アルカリやケイ酸アルカリなどがかんすいとして使われていた事があるからです。
現在では使用が認められていないので大丈夫です。
ただし、食品添加物なので必ずしも安全、絶対に危険ということはいずれもありません。
なので大量摂取しない限り問題ないと考えられています。
5 『麺のカロリー』
ラーメンのカロリーは種類によりますが、100gで150〜300kcal程度です。(ちなみに白米は100gで168kcal)
カロリーはトッピングの具材とスープで大きく異なります。
こってりしたラーメンはスープの油分が多く、具材たっぷりな物は1000kcalを超えるものもあるので気をつけましょう。
味が薄めで油分の少ないスープなどで具材も野菜中心にすれば太りやすいということは無いと・・・
1食あたり160〜200g程度が一般的です。(つけ麺は一般的は250〜300g)
つまり麺のカロリーは1食あたり180〜360kcalです。
成人一人あたりの摂取カロリー目安は1800〜2200kcalと言われているのでスープや具材に気をつければラーメンで
太るということは無いということになるのですが・・・
『麺』の事を知った上でラーメン屋に行って、これはちぢれ麺で20番手の多加水麺だな!なんて思いながら
『ラーメン』を美味しく食べるのも楽しいと思うので是非参考にしてみて下さい。
美味しいラーメン屋さんが知りたい方は、是非ハートムリビングに遊びに来て下さい!
〜心の食人〜