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もっと知りたい!新築支援事業

昨年から、業種を問わず値上げが続いており、
最近では、あの駄菓子の「ココアシガレット」が
なんと32年ぶりの値上げを発表しました!!
これには世の中の小学生も、お小遣いのやりくりを
せざるを得ない状況になりましたね。

(え・・・?ココアシガレットはマイナー?(笑))

ハートムリビングが携わる住宅業界に関しては、
コロナウイルスの余波をうけ値上げが続いており、
エネルギー資源である電力会社も続々と値上げを要請しています。


そんな老若男女問わず値上げの影響を受けるなかでも、
家を建てようか・・・と計画中の方も多くいらっしゃるでしょう。

家を建てるきっかけはさまざま。

家族のかたちに合わせて部屋数をカスタマイズしたかったり、
趣味を充実させるための空間を求めたり、
ペットを広い庭で遊ばせてあげたかったり、
好きな土地と景観で、好きなデザインの家をつくったり・・・

たくさんのきっかけがあるなかで、
今回は、若い夫婦と子育て世帯のための補助金をご紹介します。

「え!!じゃあうちは補助金がないの!?」
と、ひとつふたつも先を読める、そこのあなた。
子育て世帯やお子さまがいる世帯でなくても、補助金制度がありますので、
それはまた後日、ご紹介させていただきます。

さて、気になる補助金制度ですが、その名も
こどもエコすまい支援事業」というものです。

補助金額は・・・
なんと最高100万円!!!

この事業は、「住宅省エネ2023キャンペーン」という、
・国土交通省
・経済産業省
・環境省
の3つの省により成り立つキャンペーン事業のひとつです。

キャンペーンに今年の年号が入っていることから分かるように、
今年から始まった新たな事業であり、
2050年のカーボンニュートラルという「脱炭素」の実現を目標に、
企業ではなく家庭レベルで始められる省エネに向けた支援事業です。

今回紹介する「こどもエコすまい支援事業」の他にも、
・窓の断熱改修を支援する「先進的窓リノベ事業」と
・高効率化の給湯器の導入を支援する「給湯省エネ事業
の全部で3つの事業がありますので、
リフォームや給湯器の導入をご検討の方は、
このページの最後のリンクをぜひチェックしてくださいね!

補助金の申請は事業や住宅の種類によって異なりますが、
弊社が行う注文住宅の新築であれば、施工業者が申請を行います。

ではここから、こどもエコすまいについて詳しくご説明いたします。

補助対象ですが、
子育て世帯・若者夫婦世帯 という制限があります。

子育て世帯・・・申請時において、令和4年4月1日時点で18歳未満(18歳は入りません)の子を持つ世帯
若者夫婦世帯・・・申請時において夫婦であり、令和4年4月1日時点でいずれかが39歳以下(39歳は入ります)である世帯

年齢の制限はありますが、お子さまがいない世帯にも対象になります!

住宅の種類ですが、
・注文住宅の新築
・新築分譲住宅
・リフォーム
の3つが対象となっており、

新築の注文住宅と分譲住宅は1戸あたり100万円、
リフォームは1戸あたり最高60万円までの補助が受けられます。
還元方法については、現金での支払いもありますが、契約金に充当する方法がおすすめです。

では、新築であれば良いのかというとそうではなく、
いくつかの条件がありますが、そのなかでも重要な項目が
高い省エネ性能(ZEH(ゼッチ))であること」です。

ZEHとは、電気やガスなどのエネルギーをあまり使わなくても快適に過ごせる家、
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を指します。

具体的には、
・断熱性の高い壁や窓を使用し、室内を一定に保つことで極力エネルギーを必要としないこと
・省エネ性能の高い空調や給湯、換気システムの設備を導入し、消費量の削減を行う
・太陽光発電を設備し、エネルギーを作り出す「創エネ」を行う
という内容が盛り込まれています。

簡単に言えば、
使うエネルギー量と作るエネルギー量を差し引きして
エネルギー収支がゼロになる住宅ということになります。

室内の温度を一定に保つことは、睡眠の質の上昇やヒートショックによる事故の防止にもなり、
エネルギーの消費量を削減することで、年間の光熱費を大幅に抑えることができるので、
ZEHの住宅にすることは、心身を健康にするうえでもとても賢い選択と言えますね。

ちなみに、このZEHについても補助金が設けられています。
(ただし、令和4年度分は全て終了しています)

「こどもエコすまい支援事業」の援策として、ZEHレベルの住宅である以外にも、
所得税と住民税の一部から税額控除を受けられたり、
親や祖父母からの資金支援として、1000万円までの贈与税非課税の対象にもなるので、
新築をご検討の方は、ぜひ「こどもエコすまい支援事業」を受けることをお勧めします。

もう少し詳しく知りたい!
という方は、ぜひ下記の事業ホームページをご覧ください。

https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/
(「住宅省エネ2023キャンペーン」トップページ)

https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/
(「こどもエコすまい支援事業」トップページ)

人生でそう多くはない住宅の購入となると、
大きな金額で感覚が麻痺しそうになりますが、
補助金で質の良い家をお得に購入するチャンスです!

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
では次回のブログも、お楽しみに♪

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